「漁師になろう」と決めたのは、小学校高学年の頃。中学校でもその気持ちは変わらず、卒業前に「漁師を募集するフェア」に行きました。そこで、中学卒でも受け入れてくれる蒲入水産を知りました。「漁師」への思いは強くなり両親や周りの反対はありましたが、時間をかけて説得し、15歳でひとり伊根町へ移住してきました。
「漁師になろう」と決めたのは、小学校高学年の頃。中学校でもその気持ちは変わらず、卒業前に「漁師を募集するフェア」に行きました。そこで、中学卒でも受け入れてくれる蒲入水産を知りました。「漁師」への思いは強くなり両親や周りの反対はありましたが、時間をかけて説得し、15歳でひとり伊根町へ移住してきました。
魚中心の毎日が楽しくて満足。 なってよかった!漁師の道
伊根町最北端にあり、「定置網漁業」を中心に「水産加工事業」と地元の新鮮でおいしい魚をふんだんに使用した飲食業「漁港めし」を季節限定で提供しています。近年知名度もあがり、多くの観光客が訪れます。毎日、魚と海と自然にふれあいながら生活ができ、僕のようなIターンの若い人が多く、漁業に従事しています。
大人気の漁港めし。是非一度食べに来てください。田舎暮らしと海が好きな方であれば絶好の環境です!
日本海の冬は寒いし、海も荒れて危険な目に遭うこともありますが、網を引き揚げる瞬間はいつも興奮します。水揚げした魚を選捌するとき、魚に触れることがとても楽しい! また「漁港めし」のときは、魚をさばくことや接客もします。接客は少し苦手ですが、「おいしかった!」と言ってもらえるとうれしくなります。
網の修理も仲間と一緒なら楽しい作業です。若い仲間と一緒に頑張っています
伊根の舟屋 伊根町と言えば、伊根の舟屋。伊根湾は一年を通じて穏やかな海が広がり、海面に建ち並ぶ舟屋の風景は壮観で、全国でも珍しい建造物群が見られます。湾内の遊覧船から見る舟屋も楽しめますし、エサを求めてカモメが集まる光景も目にすることができます。最近は「古き良き日本」を求めて、インバウンド客も増えつつあります。
一度は見てほしい舟屋の風景。京都・大阪からも日帰りドライブが楽しめる距離です
季節(夜明け)により出港時間が4:45~6:30で変動します。朝は早いけれども規則正しい生活になります
毎日の操業にワクワク。自然相手の海上は日によっていろいろ違います
地方卸売市場へ出荷準備です。魚種ごとに選捌を手作業で行います。魚種を見ると四季を感じます
朝食で休憩1時間ほど
漁場のメンテナンス、漁網の入れ替え・修繕・洗浄など、海上作業と陸上作業をします
昼食で休憩2時間ほど
漁場のメンテナンス、漁網の入れ替え・修繕・洗浄など、海上作業と陸上作業をします
天候や作業進捗状況で終了時間が違います
蒲入水産有限会社
【丹後エリア】
0772-33-0266
◎ スタッフから一言
働きやすい環境を提供できるよう、Iターンの方には、村の空き家に住めるよう手配。若者の働き手確保のため就職フェア等に参加し、積極的に働きかけています。「漁港めし」は、魚を獲るだけでなく直接お客様とふれあえる機会。「おいしかった!」とお客様にも喜んでいただくことで、ますます仕事にやりがいを感じられます。
時に厳しく 時に優しく 海で働く仲間とともに